Smart Life Projectお知らせ
2013年1月10日
≪元気ビジネス対談≫
「俺たちがニッポンを元気にする!」青年経済人団体代表 vs 西川りゅうじん
~「全国中小企業青年中央会」 上山泰寛会長 × 「スマート・ライフ・プロジェクト」スーパーバイザー 西川りゅうじん
「全国中小企業青年中央会」とは、47都道府県の様々な業種・業界ごとのビジネス交流組織の連合体である「全国中小企業団体中央会」の青年部だ。 2012年に20周年を迎えたこの青年経済人団体を率いる上山泰寛会長と西川りゅうじんが、経営者と社員の健康、そして、ニッポンを元気にする方策について、熱く意見を交わし合った。
「企業の存続のためにも、健康問題は大変重要なことですね!」(上山氏)
上山泰寛氏 プロフィール |
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西川りゅうじん氏 プロフィール |
西川 | 上山さんは、いつも元気ですね!青年中央会の所属企業の経営者と社員の健康のためにも、食事、運動、禁煙が欠かせないと思いますが、まず、上山さんのお仕事、そして、青年中央会とは、どういった組織なのか、お話いただけますか。 |
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上山 | 私は大学を卒業後、東京の建設関係の会社に就職しました。いわゆる現場の施工管理です。その後、昭和63年に故郷である宮崎に帰り、父親の仕事の管工事業を手伝い始めました。青年中央会、中小企業団体中央会との係わりは、宮崎管工事協同組合に入ってからです。 |
西川 | 管工事は管工事の組合、鉄鋼会社は鉄鋼会社の組合、飲食業は飲食業、運送業は運送業、ガソリンスタンドはガソリンスタンドと、各都道府県において、様々な業種・業界ごとの事業協同組合、企業組合、商工組合、協業組合、商店街振興組合、生活衛生同業組合などが活動していますね。 |
上山 | そうです。そういった様々な業種・業界ごとの組合をはじめビジネス交流組織が、都道府県ごとの「中小企業団体中央会」に属しています。そして、47都道府県の、それらのすべてを組織的に網羅しているのが「全国中小企業団体中央会」であり、その青年部が「全国中小企業青年中央会」です。青年部の会員企業数は約35,000社です。 |
西川 | まさに地域経済を支えている皆さんですね。“企業は人なり”と言われるように、どんな事業であっても “人”に始まり人に尽きます。経営者・社員・スタッフの心身の健康こそが全ての企業の成長の源泉ですが、元気な人が突然、健康を害したり、亡くなってしまうこともあります。 特に上山さんのようなリーダーは一家の大黒柱であり、社長であり、県や全国の組織の会長であり、一人で何役も果たさなければならないでしょう。健康でないと務まりませんね。 |
上山 | 青年中央会の会長を務める前には青年会議所(JC)にも所属していました。JC時代を思い返すと、仲間がどんどん太って行きました。会合が多いため、一緒に時間を共有するということで仲間意識は強くなりますが、肥満が良いはずがありません。私も30代は暴飲暴食をしていました。しかし、40代になると体力が気になり始めました。色々な検査の数値を見ながら、意識して食事と運動で調整するようにして行きました。ご飯を半分にするなど炭水化物は減らすようにしています。ピークの時は体重が75キロ位でしたが、今は68キロ程度です。 |
西川 | リーダーのからだは自分一人のものではないですからね。40歳で気付いて行動に移されたことが偉いです。健康も不健康も一日にしてならずですからね。若い頃からからサーフィンをやっているとうかがっていますが。 |
上山 | 今はヨガも週2回やっています。ホットヨガというもので、40度の部屋で行うのです。とてもいいですね。他にも山へキャンプやトレッキングにも行きます。宮崎には、そういったたアウトドアを楽しめるところが沢山あるんですよ。月2回は行っています。 |
西川 | 私は20年前にタバコをやめましたが、上山さんはどうですか? |
上山 | 私は8年前にやめました。二日酔いの時にタバコを吸ったら声がガラガラになって、やめようと思いました。当時は一日に一箱は吸っていましたが、パッとやめられました。 |
西川 | 会社での喫煙の状況はどうですか? |
上山 | タイミング良く8年前から会社も禁煙になったんです。事務所の女性たちがタバコを吸っている社員を全員部屋から追い出しました。今では事務所内は完全に禁煙です。だから、机や窓も汚れません。本人は気付かなくても、40才を過ぎるとタバコや加齢臭など色々な臭いが混ざって周囲が迷惑がっている場合も少なくありません。私は営業職ですが、お客様も禁煙に取り組んでいるところが増えています。ここ10年ほど前から、禁煙にする会社が多くなって来ているように感じます。 |
西川 | 大企業とは違って中小企業の場合は、銀行からお金を借りる際にも社長が個人保証しなければなりません。社長が倒れたら誰も助けてくれません。また、社員も少数ですから、技術を持った優秀な社員が倒れたら代わりの人もいませんし大損害です。社長・社員・スタッフの健康が何よりも大切ですね。 |
上山 | 高齢化が進み、企業の経営者や生産者の年齢も上がっています。今後、少子化が進むに連れて事業を継承できる後継者も減って行きます。やはり、健康こそが重要ですね。実は、6、7年前から老人ホームの事業を立ち上げ、介護の仕事もやっています。当然、入所されている方々の介護をするにも、介護する側が健康でなければケア出来ません。介護の仕事も建設の仕事も同じで、スタッフの健康があってこそです。企業の存続のためにも健康は最も重要ですね! |
西川 | 経営者・社員・スタッフの健康寿命をのばすことが、企業の寿命をのばすことにつながります。そのためには、食事、運動、禁煙がカギになりますね。企業の成長は社員の健康に始まることを、ぜひご一緒に全国に呼びかけて行きましょう! |
全国中小企業青年中央会の詳しい情報はコチラ http://www.chuokai.or.jp/business/business-03.htm |