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宇賀なつみさんが専門家に聞きました!たばこと禁煙にまつわるQ&A

スマート・ライフ・プロジェクト オフィシャル
サポーターの宇賀なつみです。

宇賀なつみさんのイラスト

地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター長の中村正和です。

中村正和氏のイラスト
Q1

たばこが健康に良くないといわれますが、何が良くないのでしょうか?

宇賀なつみさんのイラスト

たばこの煙には、5,300種類以上の化学物質や70種以上の発がん物質が含まれています。これらの物質によって体の多くの細胞の遺伝子や器官が傷ついて老化すると、がんや脳卒中、心臓病、慢性の肺疾患、糖尿病、腎臓病といった病気にかかりやすくなります。たばこを吸わない人も、受動喫煙によって健康を損なうリスクが高まります。

中村正和氏のイラスト
Q2

たばこを吸うと認知症になりやすいと聞きますが、本当ですか?

宇賀なつみさんのイラスト

たばこを吸う人は、たばこ吸わない人に比べて、アルツハイマー病と血管性認知症にかかる危険性が2~3倍も高くなることがわかっています。喫煙していると、認知症のほか脳卒中にもなりやすいので、要介護状態にならないためにも禁煙することが大切です。

中村正和氏のイラスト
Q3

喫煙と感染症とは関連があるのでしょうか?

宇賀なつみさんのイラスト

肺炎球菌、インフルエンザ、結核のほか、胃潰瘍や胃がんの原因となるピロリ菌、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)など、さまざまな感染症が喫煙と深い関係があります。喫煙は、免疫力の低下や呼吸器系の炎症などを引き起こすため、細菌性ならびにウイルス性感染症の発症や重症化のリスクを高めるのです。また、喫煙者は非喫煙者に比べて新型コロナウイルスによる肺炎が重症化しやすく、死亡のリスクが高いことが報告されています。喫煙される方は、この機会に禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。

中村正和氏のイラスト
Q4

禁煙をするおすすめの方法はありますか?

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一番のおすすめは禁煙外来を利用すること、二番目は薬局で取り扱っている禁煙補助薬を使って禁煙することです。これらの方法は自力での禁煙に比べて3~4倍も成功しやすく、禁煙が長続きしやすいといったメリットもあります。

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Q5

どのような禁煙の効果があるのでしょうか。

宇賀なつみさんのイラスト

禁煙を始めて数日後には味覚や嗅覚が改善します。また、顔色や胃の調子が良くなったり朝の目覚めがスッキリしたり、日常生活の中でいろいろな変化を実感できます。1ヵ月以上経過すると、持久力や免疫力が改善することもわかっています。

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Q6

禁煙治療はどこで受けられますか?

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医療機関で受けられます。 2006年4月より禁煙治療に健康保険が適用されるようになりました。学会等のホームページなどで、禁煙治療が受けられる医療機関を検索することができます。禁煙治療は、標準的な禁煙治療プログラムでは、12週間に診察を計5回受けながら、飲み薬か貼り薬を使って禁煙していきます。また、2020年4月からは、5回の診察のうち最初と最後を除く3回をオンライン診療で実施できるようになりました。医療機関がオンライン診療に対応しているかどうかは、事前に確認するとよいでしょう。
禁煙外来開設及び開設予定の施設一覧(日本循環器学会)
禁煙外来のご紹介(日本呼吸器学会)
全国禁煙外来・禁煙クリニック一覧(日本禁煙学会)

中村正和氏のイラスト

最後に、禁煙に取り組もうとしている方々にメッセージをお願いします。

宇賀なつみさんのイラスト

まずは軽い気持ちで始めてみましょう。 禁煙治療を受けて禁煙に成功した人が「こんなに楽にやめられるのであれば、もっと早く禁煙すればよかった」という言葉をよく口にされます。禁煙することで、心身ともに健やかさを取り戻し、時間や経済的なゆとりにもつながります。あまり考えこまずに軽い気持ちで禁煙を始めてみませんか?

中村正和氏のイラスト
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