健康寿命をのばしましょう SMART LIFE PROJECT

みんなの健康づくり集

活動報告

【みらくる薬局】1/26新川地域健康セミナー

令和2年1月31日

1/26(日)10:00〜11:00に新川まちづくりセンター(旧新川地区会館)にて今年も新川地域健康セミナーが開催されました。

講師は前回と同様、「いりうだ内科糖尿病内科クリニック」院長 入宇田能弥先生、「新川まえだ眼科」院長 前田貴美人先生でした。

第一部では入宇田能弥先生に『血糖値を良くする体の動かし方』と題して、冬のうちにできる体の動かし方を、実演を含め説明して頂きました。

運動は中性脂肪を減少させ、血糖値を下げる効果があるだけでなく、高血圧や脂質異常症の改善、心機能を高める作用もあり、歳をとっても元気でいるためには欠かせません。

運動不足は筋力低下に繋がり、65〜70歳で2週間運動をしないと23%筋力が低下すると言われています。

よって、動かなかった期間の3倍トレーニングをしても筋力は戻らないため、冬の間に運動しないでいると春までに戻すのが非常に難しくなります。

筋力低下は以下のようなことばかりで良いことはありません。
・疲れやすい
・転びやすい
・骨折しやすい関節の痛みが出やすい
・免疫力の低下により感染症になりやすい

さらに、筋肉には水分が蓄えられているため冷え性や熱中症にも関わってきます。

したがって、動かない→筋力低下→感染症のリスク↑→入院→動かないと悪循環が生まれてしまいます。

痛いから運動ができない場合は痛みが0になるまで安静にするのではなく、動かせるところだけでも動かすことが大切です。

例えば、以下のようなことをできる範囲で行うようにお話されていました。
・腰痛持ちの方
仰向けで腹式呼吸、前屈姿勢を行う。
・膝が痛い方
椅子に座りながら太ももの周りを動かす。
フローリングの上で足を滑らせたりする。

総じて、運動しやすい身体づくりを冬のうちに行いましょうとおっしゃっていました。

 

寒い中12人もの参加があり、薬局ブースでは体を冷やさないようにとカイロを配り、風邪やインフルエンザ予防に乳酸菌配合の飲料水を渡して、健康に過ごすためのアドバイスを行いました。

また、ご希望の方には入宇田先生が血糖測定も行っており、参加者も日頃抱えていた悩みをこの機会に先生へ相談している姿がありました。